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Outliers

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[ 定価 ¥ 928 ] 在庫あり。

本 [Perfect]   (2009-06)    ASIN: 0141043024  

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著者 : Malcolm Gladwell,
レーベル : Penguin Books Ltd (UK),
製造元 : Penguin Books Ltd (UK),
ページ数 : 365p
高さ : 94cm
サイズ : 701cm
重量 : 49kg
幅 : 433cm
出版社 : Penguin Books Ltd (UK),
スタジオ : Penguin Books Ltd (UK),

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[カスタマーレビュー]

8人のカスタマーによる評価は 4.0 です(5点満点)


一風変わった成功者本

[ 評価 : 4 ]  2009-10-25
いわゆる成功者の極意!系の本かと思いきや、内容は巷に溢れてそうな成功本とは一風変わった視点からの考察がなされており、具体的な事例も踏まえた非常に興味深いものになっています。

本書は成功者が他の大勢よりも秀でる事になった要因を単なる「才能」で片付ける事をせず、「出身地」「誕生月」「家族構成」など周囲の環境を以って統計的に説明しようとしています。本書の分析によると天才というのは何か根本的に特別なものを持って生まれたというわけではなく、いくつもの偶然が重なった結果との事です。

今からこう努力すれば成功できる!といった具体的な知識が得られる類の本ではありませんが、学習の差や成果の差はどういった要因で生まれるのか知る事は何らかの形で応用できるのではないかと思います。

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成功者は、IQではなく、機会と努力によって作られる

[ 評価 : 5 ]  2009-10-04
和訳本の評価があまりたかくなかったので、オリジナルを英語で読むことにチャレンジしたが、
とても読みやすいので、特に苦もなくよめた。

とはいうものの、使っている単語や英語表現は、いわゆるビジネス書のものよりも、作家のものに
近く、とても豊かな文才を持っている人だと思った。それでもネイティブでない人間が読んでも
わかりやすいんだからかなりの実力者だ。

本の内容はほぼ首尾一貫して、まれに見る成功者を生み出した理由は、IQや、ビジネスセンス
などがすべてではなく、成功者に、たまたまチャンスが訪れたこと、そしてそのチャンスを
生かして、ものすごく努力(一万時間の法則)をしたことが一番の理由だ、というものだ。

IQの話も面白いし納得できる。正解を見つけることが得意な人は自然にIQも高くなるが、
世の中つねに正解があるわけではく、いろんなアイディアを生み出す力や、世渡り能力が必要である
ことを、いろいろな実例を話にして説明してくれる。

中国や日本などのアジア人のほうが努力家であることは、なんとなく普段の仕事をしていて
感じることが多い。アジア人は、「しんどいことに耐えて仕事をするとかならず報われる」という
哲学があるが、西洋人にはあまり感じられない。「おしん」のドラマは絶対西洋人には理解できない
だろう。一方、西洋人が得意とすることは、状況や目標に応じて、長期的、短期的に、正しい
判断を下すということ。これはアジア人は概して苦手である。西洋人が得意な分野の理由も
解説してもらいたいものだ。

アジア人が努力家な理由を、米作を理由に説明しているけれど、それだけでは説明できないような
気がする。みんなが米作農家ではないし、「おしん」は、トルコでもバカうけしたというし、
アジアでも南国の人たちはダラーンとしてるし、もっと文化人類学者の意見もききたい。

ただ、こういう本を読むと、自分のキャリアを成長させるには、やっぱりいい仕事を取ってこないとダメだ
なぁとつくづく感じた。

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outliers

[ 評価 : 3 ]  2009-07-20
どうも釈然としないので、本書は「天才論」の本じゃない、
というスタンスでレビューを書く。

アウトライアーズと言うのは統計学上の「外れ値」の
事であり、偏差値90:+4σとか、偏差値100:+5σとか、
偏差値110:+6σを意味する。身長や体重で考えて見ると
「極端に背が高い人」とか「極端に体重が重い人」であり、
社会「科学」的には、「極端に年収が多い」とか、「極端に
知能指数が高い」となる。・・または、その逆で標準偏差マイナス方向の
偏差値極端に低い系も「アウトライアーズ」である。・・

・・
知能指数が何故、生物学的な領域ではなく社会「科学」領域なのか
と言えば、その時代のその文化圏でのみ「意味」を持つから。
詰まり、自然科学的に何処でも何時でも「同列に評価」と言う事が
出来ないからだ。
・・

天才の問題も此処にある。例えば、ニュートンやライプニッツと
比べると、関孝和は、生まれたのが偶然、『まぐれ』で江戸時代の
日本だったから、今でこそ「和算の始祖」として日本数学史上に
名を残しているが、「武士の学問は漢学であり、算術などは商人の
やるもの」と言う価値観が支配的ならば「世間的な評価」は殆ど
されない。

教育により「天才」をつくる、と言う発想自体が「知性の限定化」だし、
「教育の機会均等」以前に酷い親の元に生まれてしまったケースでは、
その問題を「社会的レベル」で解決しようとするのならば
・・あえて「最悪の例」を持ち出すが・・「クメール・ルージュ」の様な
「家族解体的システム」を考える事になろう。

いや、ちょっと言い過ぎだったか・・・。

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ハイパフォーマーの生まれる理由は「生まれつき」なのではなく,偶然生まれ落ちた場所が「一般的な環境と比較し優位」という事実。

[ 評価 : 4 ]  2009-07-17
outlierというのは統計学で”外れ値”のこと。
一般的に考えられる分布から外れているサンプルのことをさす。

「スポーツやビジネスの世界で,顕著な成果を残している人は,外れ値にいる人が多く,
他の一般的な人と比較した場合に,極めて偶然的に恵まれた環境にある」
ということを説明してる本。

- 億万長者の生まれた年は1933〜35年に集中している。

- カナダのアイスホッケーのエリート選手のほとんどは1〜3月生まれに集中。

- ビルゲイツがプログラマーとして成功したのは,彼の黎明期において,
集中的にプログラムに熱狂できる環境と,金銭的余裕があったのは,
世界のどこを探してもビルゲイツ以外に他の人間はいないので突出して当然。

- 東洋人と西洋人の数学の力が,東洋人の方が強いのは,
東洋語の数の数え方が,西洋語に比べてシステマティックでシンプルだから。
(ただ,僕がこれについて思うのは,算数(基本的四則演算)のレベルで差はあっても,
数学のレベルの差までが影響してくるのかは疑問が残る。)

実はハイパフォーマーはかなりユニークな環境で生まれ育ったのだから,
当然,実績を残していくだろうという形で様々な話が展開されているけど,
「恵まれない環境の人はどうしたらいいのだろう」ということについては,
積極的な議論はされていないのは残念。
ただ,社会科学の本としてはおもしろい。

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やや単純な帰結という印象。でもとにかく面白い!!

[ 評価 : 4 ]  2009-03-02
邦訳でもおなじみ、"Blink"や"Tippint Point"に続き、またまた売れまくってるMalcolm Gladwellの新作。
この人の本は、やや単純な帰結に走りがちのような気もするし、
どこかで聞いたような話もあるけれど、とにかく分かりやすくて易しくて、
さらっと読める社会学ものとして、かなり面白いです。

Outliersとは統計における”外れ値”のことだそうだ。
「普通」ではない成功をおさめた人たちの、その成功の裏に何があるのか、ということを探っている。

カナダでは誰もが憧れる、アイスホッケー選手。
彼らの多くは早生まれだそうだ。
なぜか?
ジュニアチームの応募資格がその年の1月生まれから与えられるから、とMalcolmは書く。
子供の時点での1年の体格差は大きい。
他の子供達より体格や運動能力が優れている事がジュニアチーム入団へのチャンスを呼び込み、
そのことがプロの選手になるまでの道を決定づけてしまう。

ビル・ゲイツの場合、彼ほどコンピュータに関して恵まれた環境にいた10代は、
当時世界に何十人もいなかったそうだ。
家が裕福だったり学校がバイトに関して寛大だったり、
当時としては画期的なコンピュータ施設を備えた大学の近所に住んでいたり。

こんな風に、特に前半で強調されているのは、
成功には能力もだが何よりチャンス、能力を伸ばして活かす機会や環境が必要、ということ。

もう一つ印象的だったのは、 ビル・ゲイツやビートルズ等の例も踏まえ、
その道で秀でるようになるためには、1万時間を費やすことが必要だ、という話。
どこかでも聞いたことのある話だから、 ある程度根拠のある数値なのでしょうね。
Malcolmはあまり強調はしていないけれど、何かに秀でた人というのは
「一つのことを1万時間かけて頑張る能力がある」ということなのでしょう。

後半で取り上げられていた、
「アジア人が勉強が得意なのは、稲作をしてきた民族だから」という話は、
日本人にとっては今さら特に目新しい話じゃないんじゃない?と思ったけど。
因みにいまや北欧が教育大国と言われつつあるはずだけどMalcolmはこの現象はどう説明するのだろうか。

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