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本 [単行本] (2004-10) ASIN: 4000066005
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著者 : 白井 恭弘,
レーベル : 岩波書店,
製造元 : 岩波書店,
ページ数 : 124p
高さ : 31cm
サイズ : 709cm
重量 : 40kg
幅 : 504cm
出版社 : 岩波書店,
スタジオ : 岩波書店,
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[カスタマーレビュー]
10人のカスタマーによる評価は 4.5 です(5点満点)
分かりやすく簡潔!
[ 評価 : 5 ] 2010-01-22
本書は、メインタイトルとしては「外国語学習に成功する人、しない人」
となっているが、書かれている内容の中心は、どちらかといえば、第二言語
習得理論の入門書といった色合いを持った本である。
本書の中身としては、「日本人は外国語学習が苦手だ」、「外国語学習には
適性がある」、「女性の方が外国語学習が得意である」、「外国語学習は外交的
な性格の人の方が有利である」等々、時々耳にする話に対しても、これまでの
第二言語習得研究に基づいて、クラッシェンやコーダー、エリス等、多数の学者の
文献も引用しつつ中立的に論を進めている。主観的な考察はほとんどなく、あくま
でも研究結果から示唆される傾向を客観的にまとめた体で書かれている。
また、中間言語や誤用分析、習得順序、言語距離、動機づけ等、第二言語習得研究
では必須の用語も紹介している。
本書の最後には付録として、現在の研究成果に基づく「有効な外国語学習法」
がまとめられているのも嬉しい。
本を通して非常に分かりやすく、簡潔に書かれているため、理論に基づいた外国語
学習を知りたい人はもちろん、第二言語習得研究の入門書としても利用できる
良書である。
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少しの時間で深く知ることができる
[ 評価 : 5 ] 2010-01-08
言語習得について、海外で活躍するスポーツ選手や韓国ドラマにはまった女性など、身近な事例を出しながら解説してくれている。「日本人はなぜ英語が下手なのか」「どんな学習法なら効果があがるのか」など、それぞれの章が易しく短くまとめられているので、電車の中などの短時間で読める本だと思う。
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読みやすく、わかりやすい
[ 評価 : 5 ] 2009-12-16
他の方も書いていますが、読みやすく、わかりやすい本です。ただ、岩波新書の『外国語学習の科学』と内容がかぶっていますので、手元に2冊置く必要はないでしょう。こっちの方がすこし高いので、ややひっかかります。新書の方がやや専門的ですが、経済的かもしれません。そうそう、この本の付録にある「外国語習得のこつは高校以上、大人向き」かな、と思いました。
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言語習得のメカニズムを伝えてくれる本
[ 評価 : 4 ] 2008-07-16
外国語習得に当たって何が問題であり、今までどのような研究がなされ、どこまで明らかになり、どこから明らかになっていないか示されている本です。
よって外国語学習の上達そのものについてのノウハウを得ようとするときには、必ずしも適当な本ではありません。
しかしながら、明らかにされてきたところを読んでいくと、言語上達のためのヒントがあると感じさせました。
実際、109ページから112ページに渡って記されている付録が言語上達に当たっての鍵をまとめて示しています。この部分は特に実用的です。語学にあたってはこの部分を読むだけでも大きな価値があることでしょう。
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人のもつ言語習得の原理的な仕組みに想いを馳せる
[ 評価 : 3 ] 2008-04-05
「第二言語習得」研究を紹介する本。一般向けにやさしく書かれてはいるものの、読み物というよりは研究を紹介する本、という印象。
従来、外国語の習得過程については、言語学や心理学の周辺領域として研究されるのみだったらしい。それが第二次世界大戦時に軍の諜報活動強化のため組織的に研究されるようになり、1960年代に認知科学、脳科学等を巻き込んだ学際的な研究分野として興ったのが第二言語習得研究。本書は、様々な研究知見を紹介することを通して、この研究分野そのものを紹介することを目的としている。
外国語学習者や外国語教育関係者を読者として想定しているようだが、どちらかと言うとサイエンス好き(特に心理学系)の読者にとって面白い本かな、という印象。もともとは外国語教育への直接的な応用のために生まれた第二言語習得研究だが、最近は基礎研究と応用研究の二極化が進んできているのだとか。本書では基礎研究の紹介に軸足を置いているので、具体的な学習法や教授法ではなく、人のもつ言語習得の原理的な仕組みに想いを馳せられるかどうかが、本書を面白がれるかどうかのポイント。最終章において研究知見の外国語教育への応用にも言及しているが、具体的な提言としはもの足りなく感じた。
『英語学習7つの誤解』(大津由紀雄 2007年 NHK出版)では、母語・第二言語・外国語を区別し、母語と第二言語を比較的似たものと考え、外国語を全く異なるものとして対置させていた。僕としてはそこに説得力を感じただけに、本書において第二言語と外国語が特に区別されないまま議論されているのはやや不満。また、著者はかつて日本の高校の先生をしていたようだが、アメリカ留学以降はアメリカの大学に籍を置いている。日本での学校英語教育の問題点についても一言述べているが、著者の批判するような英語教育はもはや日本の学校では行われていないのではないかと感じた。
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