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本 [文庫] (2003-11-28) ASIN: 4062738872
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著者 : 幸田 真音,
レーベル : 講談社,
製造元 : 講談社,
ページ数 : 360p
高さ : 71cm
サイズ : 583cm
重量 : 40kg
幅 : 417cm
出版社 : 講談社,
スタジオ : 講談社,
[エディターレビュー]
「無能な政府の財政ビジョンが、国債乱発という安易な手段に頼りすぎ、しかもその国債の発行がいかに不安定な現状に依存しているか。そして、それをじっと我慢して支えてきたわれわれを、いかにないがしろにしてきたか。ここらで一発思い知らせてやるんです」。国債の取り引きを担当するトレーダーたちがこぞって入札をボイコット。この「未達」によって国債市場が暴落し、金利は高騰。株式市場はかつてない値崩れを起こし、日本発の金融恐慌として世界を震撼させる。未達によって命を狙われるトレーダー。未達を起こすことで得をするのはいったい誰か――。外資系金融企業で日本国債のトレーダーも経験した著者による経済小説が本書。分刻みで億単位の取り引きを行うディーリングルームの描写が克明で、市場の激しい動きに対応するトレーダーたちの緊迫感がリアルに伝わる。小説はサスペンスの味つけが施されているので謎解きに引き込まれながら読み進むうちに、素人にもおぼろげながら公債発行のメカニズムや売買形態、そして魔物のような金融マーケットの輪郭が見えてくるしくみだ。
国債という名の借金の先送り。金利の支払いがますます財政悪化を招き、個人や一般企業ならとっくに破綻に追い詰められる状況にもかかわらず、毎年打ち出の小槌が振られ続ける。このツケを払うのはいったい誰なのか。国債売買当事者であるトレーダーたちの強い懸念は、そのまま読者と日本社会への問題提起になっている。(松浦恭子)